カラヤンとベルリンフィル研究ブログ

ポータブル音楽プレーヤーあれこれ

2019年10月17日 当サイトにはプロモーションが含まれます

私が買ってきたポータブル音楽プレーヤーについて色々と書きたいと思います。かなり昔のものもあります。

◆ポータブルカセットプレーヤー

現在でも新型のポータブルカセットプレーヤーは製造されていますが、国内メーカーはすでに撤退していて中国製ばかりです。

で、安いけど低品質。

音質が悪い上、1年とかで壊れるものもあるとか。アマゾンとかで2000円前後で新品が売られていますがデザインも機能も品質も悪くてとても買う気にはなれません。評価も悪いのばっかりです。

ラジカセタイプになるとソニーやパナソニックもまだ製造(日本製はない)していますが、こちらも昔に比べてかなり品質が落ちていると聞きます。オートリバース(日本人が発明!)なんかは部品会社がもうないようで作れないのだそうです。

今から思えば当時は恵まれた時代でした。真鍮製のギアを使っていた時代ですが、今は樹脂ですしね。思いっきりコスト削減しています。

これは私が持っている唯一のステレオカセットプレーヤー。ソニーのTCS-90です。

ステレオ再生、録音機能、オートリバース、速度可変などかなりの高機能です。ボタン類も軽く押すだけでいいので楽です。ただし、過去に接触不良で反応がなくなったことがあるのですが、ちょっと分解してkureの接点復活スプレーを吹いて一発で治りました。ただし、ゴムベルトはいつまでもつかはわかりません。この機種のゴムベルト交換はいくつかのハンダを取らないとイジれないのでちょっと面倒なんだそうです。もう日本製のポータブルカセットプレーヤーなんて永遠に出ないかもしれないので修理しながら大切に使っていきます。

次に、一つだけ買ったことがあるクラシックのカセットテープをご紹介します。

このカセットテープは私が昭和60年代の学生時代にコタニ新宿店(残念ながら2002年で閉店)で買ったものです。カセットテープは滅多に買わなかったので覚えているんです(おそらくお店でレコードがなかったのでカセットを買ったのかも)。

今でもカセットテープは高齢層に根強い支持を得ているそうです。レコードよりもコンパクトですし、なによりもカセットプレーヤーにポンと入れて再生ボタンを押すだけというシンプルさが長く支持されている理由だそうです。>/p>

カセットテープは今では昔のものなんてイメージがありますが、いいデッキで再生すると驚くほどいい音が出るんです。このテープも高性能ADテープを使用とありました。

ポータブルCDプレーヤー

今は出番が少なくなってしまいましたが、パナソニックやカシオのポータブルCDプレーヤーはかなりいい音を出してくれます。90年代の日本メーカーの製品のクオリティの高さが懐かしくも思います。

パナソニックのSL-S490(日本製)の動作品はヤフオクでも結構な値をつけるほど評価が高いです。

音飛び防止とか重低音とかあれこれついています。

そして、なんとポータブルプレーヤーなのに出力端子が3つ(イヤホン、光、ライン)もついていて超豪華仕様なのがスゴイところ。

まさにお殿様使用です。

高級アンプとかにつなげば本格的なサウンドを楽しめそうです。

でも意外とやるのがカシオのPZ-150。

パチンコの景品で取ったこのカシオのポータブルCDプレーヤー(タイ製)はそのチープな外観からは想像もできないほどいい音を出してくれるのです。

パナみたいに音飛び防止機能とかはないし、出力端子もイヤホンジャック1個だけですが、クリアな音質、重低音機能など卓上に置いて使用するなら狙い目かも。

今思えば昔のソニーやパナソニック、ケンウッド、パイオニア、東芝、カシオなど一流メーカーのものは品質が驚くほど高いですね。もう製品の裏を見てMade in Japanなんて表示されているのは永遠に来ないかもしれません。

ポータブルMDプレーヤー

今の若い人たちはMD(ミニディスク)を知らないかもしれません。CDよりもずっと小さくてディスクがケースに収納された状態でプレーヤーにセットするのでホコリや指紋がつきにくく管理が大変楽なメディアでした。

市販のMDソフトはたった2枚しか持ってなく、下のはその一枚の山形由美さんのものです。

しかし、画期的だったMDもアップルのipodが発売されたことによってMP3プレーヤー時代に突入し、MDは短命に終わってしまった感あります。

下のはシャープのMDプレーヤーです(再生専用)。

当時世界最小のMDプレーヤーでした。しかし、景品でもらった安物のせいか音はそれほど良くなかったため、後にソニーの機種を買いました。ソニーのは音質が素晴らしく長年愛用していたのですが故障してしまい処分してしまいました。MDのピックアップレンズは一部の機種の互換品のようなものしな入手できないため、オークションなどから入手するしかないようです。互換品でもいいのでこの機種のピックアップレンズを探したのですがありませんでした。

あとはヤフオクとかメルカリで同機種の動作品でも買うしかなさそうなのでもうMDプレーヤーについては諦めることにしました。中古買ってもいつピックアップレンズがお釈迦になるかからないからです。

実は国内でまだMDプレーヤーを作っているTEACというメーカーが唯一あるんです。残念ながらポータブルタイプは製造していなくてCD・MDコンポなのですが、MDを愛好する方にとっては有難い存在です。

ポータブルMP3プレーヤー

私が主力で使っているのが下の3機種です。

一番使いやすいのは実はipod shuffle。液晶画面とかありませんが、操作ボタンが少ないためとにかく簡単。ただし、容量が少なくてCD5枚ぐらいってとこでしょうか。入れ替え作業がちょっと面倒です。

うちの母がこれを気に入っていてほとんど貸しています。

ただmp3プレーヤーは管理ソフトが使いずらいのが玉に瑕です。

超高齢化社会の日本において、お年寄りの方が自力でitunesなどを使いこなすのは難しい。私も使っていてわけがわからないことが多いです。

やはりCDやカセットのようにポンと入れて再生!みたいのがシンプルで一番わかりやすいから今でもカセットやCDプレーヤーを支持する人々がいるのも頷けます。

ただ、レコードもカセットの再燃の兆しがあるようなので今後日本メーカーがもう一度ポータブルタイプのプレーヤーを開発してくれるかもしれません。

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